生まれながらにして車が好きな生物


ステッペンウルフの「Born to be wild」が聞こえてくるような映画です。(実際は使われていませんが)
なぜ男は車が好きなのか?
理由は無し。
好きだから好き。
ちなみに、ボクは、車が好きかどうかでいえば「別に・・・」という風ですが、昔は好きでした。
007を見て、ボンドカー(アストンマーティン)に憧れました。
しかし、大人になり、アストンマーティンはかなり厳しいと分かりました。(3000万はほぼ無理・・・)
で、車を諦めました。
その証拠に、自動車の免許がないです。
車は男である。男は車である。


昔、同僚(女)が「彼氏は車がある人が良い」的なことを言っていました。
「昭和・・・か?」、と思いました。
理由を尋ねると、
「車に乗っている人って、楽しそう。それにカッコいい」と。
ボクは「ちなみに、ボクは免許すらないんだよねぇ」と言いましたら、
同僚は「えっ?!ありえない!!」と全否定。
逆に免許があったらありえたのかよ・・・。
仁義なき車好き。そして翻弄される女(昭和感)


さて、映画の話をしますと、夢を追いかける男たちの物語です。
そして、サブテーマのように「女はそんな男に翻弄される」でして、ステレオタイプのデフォルト設定です。
「しょ・・昭和・・・か?」
しかし、その分かりやすさが心地よい映画です。
ひたすら車のかっこよさに浸り続ける。
初心貫徹の生きざまに憧れる車が大好きな男はこの映画を見よ!
好きなことを極め続けていくことの厳しさも教えてくれる素敵な映画です。
ただですね、経営者の立場からモノを言わせていただければですね、この映画に出てくるフォードの経営陣は「男の夢を邪魔する悪党」なわけです。
「いやぁ・・・(経営の)事情も分かってやってくださいよ、旦那ぁ」っと思いました。